【キャッシュレス】クレジットカードの無駄使いをなくす方法
こんにちは。Ariji (@Life_Effect_A)です。
最近YouTubeで、メンタリスト DaiGoさんの動画がかなり勉強になりました。
『キャッシュレスで損する人、得する人の違い』
という動画です。
内容はタイトルの通りですが、なぜキャッシュレスで損をしてしまうのか?
そして、損を科学的に防止する方法に強く共感しました。
キャッシュレス化によって、クレジットカードやQRコード決済を利用する人は増えたと思います。
と、同時に今までよりも使い過ぎてしまうという人も増えたのではないでしょうか?
今回は、メンタリスト DaiGoさんのYouTube動画を深掘りしつつ、無駄使いを防止する方法を実践してみた結果や、僕自身キャッシュレス化にした感想なども書いていきます。
今現在キャッシュレス決済をしている人や、これからキャッシュレス化を検討している方に役立つ情報です。
キャッシュレス化でどう変わった?
2019年10月からスタートしたキャッシュレス還元事業。
9ヶ月間に渡った今回の事業も、今月6月末で終わってしまいます。
僕も去年の11月からキャッシュレスな生活に切り替えてきました。
実際に支払いをキャッシュレスにしたおかげで、ポイントがついたり、キャッシュレス還元の恩恵も受けました。
そして何より、楽であること、ストレスが減ったことが大きいと感じました。
しかし、多くのメリットを感じつつもやはりデメリットもあります。
みなさんもお分かりだと思いますが、無駄使いをしてしまうということです。
キャッシュレス化によってお金を無駄使いする人が続出!
DaiGoさんのYouTube動画『キャッシュレスで損する人、得する人の違い』
の中で、キャッシュレス還元の罠と称し、
「キャッシュレス化によってお金の無駄使いが増える」
と語っています。
科学的な理由としては、
人間の脳は、お札やコインに対して強烈に反応するが、クレジットカード決済やポイント決済などにはさほど反応しない。
分かりやすく説明すると、お札、コインでお金を支払うとき、脳では痛みに近い感覚がともないます。
そのため人は、支払いに対して慎重になり、本当に必要な買い物かどうか、自制心が働きやすくなるということです。
一方、キャッシュレス決済に関しては痛みほどの反応がないため、自制心が緩くなります。
よって、よく考えずに買ってしまい、無駄使いが増えるというわけです。
みなさんも経験があると思います。
僕はこれを聞いたとき、ドキッとしました。
完全にこのパターンだったので...
しかし、無駄使いが増えるだけではなく、他にも弊害が。
研究で明らかになる、無駄使いより怖い弊害
アメリカの研究チームが、1000件の家庭を対象に、食品関係の決済をキャッシュレスと現金で行った場合どうなるのか?という大規模な研究を行いました。
6ヶ月間に渡る研究で分かったことは、
予想通りキャッシュレスの方が、支払い金額が多くなるということ。
そして重要なのは、
ジャンクフードや、不健康なものを買いやすくなる。
ということが分かりました。
正直、ここでもドキッとしました。
これはもはや僕の事を言っているのではないかと疑うほどです。
確かにキャッシュレス化してから、徐々にお菓子を買う量が増えてきました。
最近では大好物の『たべっ子水族館』を一度に10個買ってしまう程になっています。
話は変わりますが、この『たべっ子水族館』
めちゃくちゃハマります!
チョコの染み込み具合が絶妙、というか神レベル。
しかも、口当たりが軽いのでついつい食べてしまいます。
かなり依存度高いです。
すみません。脱線しました。
そして更には、子供のお菓子やおもちゃまで、以前よりも多く買い与えていたことに気がつきました。
今回のDaiGoさんの動画は親として反省する機会を与えてくれました。
では、なぜそうなってしまうのか?
現金での支払いの場合、脳内ではその対価に合ったものかどうかを判断すると語っています。
要は、たべっ子水族館10個のまとめ買いは、これから払う金額に見合ったものかどうかを、頭の中で自然にジャッチしているということですね。
確かに、今思えば現金での支払う時に、今本当に必要なものは何か?を常に自問自答していた様に思えます。
それが余計な消費を抑えていたんですね。
「クレジットカード、いくら使ったかわからなくなる」はどうなの?
そして、「クレジットカードなどはいくら使ったか分からなくなる。」
ということもDaiGoさんは語っていました。
ですが個人的にこれは懐疑的に思えます。
なぜなら、僕が今使っている楽天カードは、支払いごとにメールで知らせてくれます。
更には専用アプリで今月いくら使っているのか見ることができるので、家計簿を付けていなかった以前よりも可視化されていると感じてます。
「じゃあなんで前より消費が増えてんの?」
そう思った人も多いと思います。
僕もそう思いました。
その点もDaiGoさんの説明があります。
先ほど、お札での支払いには痛みをともなうと書きました。
それほど強烈な体験は記憶に残りやすく、さらに買い物で失敗した経験はさらにネガティブな感情として記憶に定着します。
マイナスな体験はずっと記憶に残りやすいのです。
たべっ子水族館を10個まとめ買いし、その後「なんでこんなに買ってしまったんだろう...」
と後悔した記憶は残り続けます。
次回たべっ子水族館を手にした時にその記憶はよみがえり、「いや、やめておこう」と棚に戻すことができます。
しかし、キャッシュレス決済では支払う痛みもなければ、買い物に失敗しても大して気に留めなくなってしまうため、また、たべっ子水族館を大量買いしてしまうと言うことです。
キャッシュレス化で無駄使いが増える理由がお分かり頂けたと思います。
これだけ見ると、キャッシュレス決済はしない方がいいのか?
とさえ思えてきます。
ですが僕自身、今後キャッシュレス決済をやめるつもりはありません。
さらには、うまく使える様になりたいとさえ思っています。
理由としては、
上手に使っていけばメリットしか残らないからです。
では今後どの様に自分をコントロールし、メリットを最大化していくのか?
DaiGoさんの動画内で説明されていた解決策を実際に実行してみました。
無駄使い防止①–実際に紙幣やコインで払ったと想像する–
何かを買う前に、紙幣やコインでの支払いをする姿を想像するだけです。
想像するだけで、脳に痛みを生じさせることができるのです。
僕もこの方法を何度か試しましたが、少々コツがいることがわかりました。
ここからはAriji 流にアレンジされた方法になりますが、効果は絶大です。
方法は、
- かなりリアルに想像する
- 財布の中身を、支払う額より少しだけ多めに入っていると想像する。
1.リアルに想像する
ぼんやりした想像と、かなりリアルな想像とでは脳の認識が天と地ほどの差があります。
例えばショップで靴を買うとして、ただ財布から1万円を出すだけの想像と、
あれこれ迷ったあげく店員に声を掛け、この商品が欲しいと伝え商品をレジまで持っていき、店員が中身を見せ、サイズやカラーを確認する。
バーコードを読み取りレジに表示された金額を店員が読み上げる。
それに対し、「やっぱ高いな。でもここまで悩んだんだから後悔はしない!」と決心し財布を取り出す。
財布の中身を見ると1万2千円しか入っていない。
「これ買ったらお金下ろさないと...」そう思いながら少しシワクチャなお札と小銭を店員に渡す。
みたいな想像です。
正直ここまでやれとは言いませんが、ある程度買うときの背景や思いなんかも一緒に想像するとよりリアルになります。
なぜここまでしなければならないのか?
実は人間の脳は目から入ってきた情報と、リアルに想像された情報を区別できません。
先ほどの例はリアルな想像ですが、細部まで表現すればするほど脳は現実だと誤認してしいます。
なので想像がリアルなほど、お札で払った時と同じ様に痛みを感じさせることができるのです。
2.財布の中身を、支払う額より少しだけ多めに入っていると想像する
先ほどのリアルな例で、1万円の支払いに対し、財布の中身は1万2千円入っていると書きました。
ここがミソです。
1万円の支払いに対し、財布の中身が10万円入っていたら余裕があるので判断が鈍ります。
これが、2千円しか財布に残らないとしたらどうでしょうか?
少し悩むと思います。
想像でも悩ませる事で自制心を高めることができます。
これらを意識して想像することで、かなり効果が実感できました。
子供に余計なおもちゃを買い与えることもなくなったので、パパママには是非やってほしいです。
無駄使い防止②−他の使い道を考える−
個人的にはこれが一番効果がありました。
単純に、これから買おうとしているお金で、他に何が買えるのかを考えるだけです。
単純ですが、我に返ることができました。
DaiGoさんは、
「同じお金で何が買えるかを、3つ以上想像する」
「これを何回我慢できたら、何が買えるか?を考える」
と語っていました。
今まで何気なくでも、そんな想像をしたことがある人はたくさんいると思います。
特にカード決済においては、ついつい衝動買いをしてしまうことも多いです。
そんな時、意識的に『他の使い道を考える』ことで衝動買いを抑えることができる様になります。
実際に僕は、キャッシュレスな生活に切り替えてから、徐々に衝動買いが増えていきました。
以前は何を買うにも一呼吸おいて、必要か必要でないかの取捨選択ができていました。
最近では、そんなことを考える前にカードで決済を済ませてしまいます。
そうなってしまう原因は、自分がいくら持っているか気にする必要がないということ。
また、引き落としが先(1ヶ月〜2ヶ月先)この二つが判断を鈍らせている原因です。
正常な判断を取り戻すには、『他の使い道を考える』という方法が適しています。
例えばつい先日、家族でアウトレットに行ってきました。(緊急事態宣言が解除された後)
長い自粛生活での気分転換に出掛けたわけですが、特に何か買う予定もなくふらっと立ち寄った服屋で、カッコいいジーパンを見つけました。
店員の勧めるまま試着してみると、やっぱりカッコいい。
値段を見ていなかったので、名札を覗くと22,500円という数字が...
ジーパンにしては高い。でもカッコいい。
この時点で、カードがあるから値段を気にする必要がない。今月はまだ高い買い物をしていない。
さらに、給付金が振り込まれるじゃないか!という悪魔のささやきが聞こえてきました。
普段の僕ならここで確実に買っていました。
がしかし、どこからか微かな声が。
『他の使い道を考えなさい』という天使DaiGoのあの言葉が僕を救ってくれました。
ここで思い出したのが、これから発売されるNIKEの限定シューズ。
前から狙っているシューズなので、22,500円であれば購入範囲です。
そのことを思い出した後は、目の前のジーパンがどうでもよくなってきました。
これは買うしかないなと思っていたはずのジーパンに、一瞬で興味がなくなったのです。
こうして衝動買いを抑えることに成功しました。
誰にでも『これは絶対に買いたい』と思うものがあるはずです。
それを思い出すだけで、一時の欲望を抑えることも可能なわけです。
その後、何度か同じ様に「限定シューズ!限定シューズ!」と唱えるだけで衝動買いを食い止めることができました。
お金は道具です。
道具はうまく使ってこそ力を発揮します。
自分の人生を豊かにするものにだけ使い、無駄な使い方は避けたいものです。
オススメ本|「幸せをお金で買う」5つの授業
動画内では恒例となっている、DaiGoさんオススメ本の紹介もありました。
まだ読んではいないのですが、紹介した本のランキングが1位になることもあるみたいなので、今回も期待は大きいです。
この本のコンセプトは、
- 「幸せはお金で買うことができない」……でも、今までとは異なるお金の使い方をすればどうだろう?
というのがこの本のコンセプト。
「たった5ドルの使い方」で幸福は変わる
Amazon
「ある程度以上のお金を持っていても、幸福にならない」――多くの研究がそう結論付けている。 しかし、「使いかた」を変えたら?
NHK“幸福学”白熱教室やTEDで話題となったハーバード大ビジネススクールのマーケティング専門家マイケル・ノートン博士とカナダ・ブリティッシュコロンビア大学の心理学者エリザベス・ダン博士が解き明かす「幸せをお金で買う」新しい方法。
著者のエリザベス・ダン博士はNHK「幸福学白熱教室」に出演するなど、幸福をテーマにした研究で注目されている。マイケル・ノートン博士はTEDに出演。150万ビューワー数を獲得した注目される若手研究者の一人。
–このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
と、結構気になる内容。
お金の使い方で幸せになれるのであれば、その方法は知っておいて損はないはず。
というかむしろ、資本主義の世の中で、幸せになるお金の使い方は学校の授業よりも優先度が高い内容ではないでしょうか?
どんなお金の使い方をすれば幸せになれるのか?かなり気になります。
ちなみに、Kindle unlimited 会員なら読み放題です。
月に一冊以上本を買っているのであれば、無条件でKindle unlimitedに入るべきです。
月に980円で200万冊の本が読めるのであれば、もう迷う必要がありません。
賢い使い方は、家族で1アカウントを共有する、です。
家族の代表一人がKindle unlimitedに入っていれば、他の家族は自分のスマホやPCなどからそのアカウントで利用できます。
ただし、一度にダウンロードできる数が10冊までと決まっているため、読み終わったら本の利用を終了させなければなりません。
ただ、家族全員分の本の購入代金が月980円に集約されるのはかなり特なはずです。
ただし欠点もあります。
読みたい本が必ずKindle unlimitedにあるわけではないのです。
僕もそうですが、unlimitedにない本は、購入しています。
しかし、毎回買っているわけではないのでトータルしたら必ず元はとれています。
今は30日間無料です。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
DaiGoさんのYouTube動画、『キャッシュレスで損する人、得する人の違い』
内容を少し掘り下げ、さらに動画内で紹介された無駄使いを無くす方法も実践し、検証してみました。
感想は、『研究結果に基づく行動をしまくっていた』ということ。
キャッシュレス化にともなう無駄使いを、DaiGoさんの紹介していた通りにやってしまっていました。
しかし、動画で紹介していた解決策を実践してみて確実に無駄使いが減っているのを実感。
僕と同じ様にキャッシュレス還元にあおられ、支払いをキャッシュレスに切り替えた人も多い中、知らぬ間に無駄使いが増えていたという人の参考になれば嬉しいです。
記事内でも書きましたが、今後キャッシュレス決済をやめるつもりは無く、もっと上手い使い方を試行錯誤していく予定です。
そのノウハウをまた記事にできればと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
では、また!
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