アイスコーヒーの作り方に革命【ハイパーチラー】レビュー「こんなのが欲しかった!」

アイスコーヒーの作り方に革命【ハイパーチラー】レビュー「こんなのが欲しかった!」

淹れたてのホットコーヒーをアイスコーヒーに変換できる『ハイパーチラー』
いまだに大量の氷を使ってアイスコーヒーを作っている人。
その作り方は絶対損してます。
今やアイスコーヒーは『ハイパーチラー』で作るのがトレンドです。

  • 濃度調節不要
  • 失敗しない
  • いつものハンドドリップでOK

最短60秒で出来上がる、アイスコーヒーの革命『ハイパーチラー』をレビューしていきます。

記事の内容
  • ハイパーチラーとは?
  • 口コミ・評価
  • ざっくり使用感と味
  • ハイパーチラーの使い方
  • おすすめのコーヒー豆は?
  • 最安値は?
  • 類似品に注意!

ハイパーチラーは氷で薄めない関節冷却のアイスコーヒー

「あぁ、氷で薄めないアイスコーヒーの作り方って無いのかなぁ?」

コーヒーをハンドドリップで作っている人なら絶対思ったことがあるはず。
氷を使わない(氷で薄めない)画期的なアイスコーヒーメーカーがこのハイパーチラー。
「こんなのあったら良いな」を実現してくれました。

下記はハイパーチラーが何なのか知らない人のために、カリフォルニアの本家サイトから抜粋しました。

Don’t settle for watered down iced coffee or wait all day for a cold brew recipe. Turn hot coffee into perfect iced coffee in as quickly as one minute!
How it works: The HyperChiller’s patented multi-chamber design keeps the coffee and ice separated with two layers of food grade stainless steel.
It’s compatible with all brewing methods and even fits directly into most full size single cup brewers. In one minute after your fresh hot coffee is inside it will be chilled by up to 130°+, without dilution!

ハイパーチラー公式サイト

なんとも革新的なアイスコーヒーメーカーでしょうか。

....あ、英語のままでした。

翻訳してみます。

アイスコーヒーに水をやったり、冷たいビールのレシピを一日中待ったりしないでください。ホットコーヒーを1分で完璧なアイスコーヒーに変えよう!
仕組み:HyperChillerの特許取得済みのマルチチャンバーデザインは、コーヒーと氷を2層の食品グレードのステンレス鋼で分離します。
すべての醸造方法と互換性があり、ほとんどのフルサイズのシングルカップブリューワーに直接フィットします。新鮮なホットコーヒーが入ってから1分で、希釈せずに最大130°+まで冷やされます!

翻訳:google翻訳

最初は何言ってるか分かりませんが、Google翻訳なのでご了承ください。
僕が簡単に翻訳すると、

「ヘイ!そこの冴えない一般ピーポー、まだアイスコーヒーを作るのに氷を使ってるのかい? こんな暑い日に氷を使ってたら薄くなって紅茶になっちまうぜ!
まぁ、そんなに落ち込むことはないぜブラザー。この『ハイパーチラー』があればホットコーヒーを1分でアイスコーヒーに変えてしまうんだ!
なに?そんな魔法みたいなことができるかって?おいおい疑うのはよしてくれよブラザー。 俺はいつだって正直ものだ!そうだろう?
だからわざわざ特許も取得してるんだ。 だからほら、毎日キンキンのアイスコーヒーが飲めちまう。
何?氷で薄まらないかだって?
さっきも言ったろ?特許を取ってるんだって。 もう氷で希釈して失敗するのはこりごりなんだ!
そんなアイスコーヒーなんか二度とごめんだ!
だから俺は決めたんだ。
熱々のドリップしたコーヒーをそのままアイスコーヒーに変えちまえってね。
それがこのハイパーチラーさ!」

大多数の方々がこれで理解してくれたと思います。
正直、この商品を見た時は“即買い”でした。

ハイパーチラーは“淹れたて”をアイスコーヒーに変換

僕が楽天で即買いした理由がこれ↑

ハンドドリップした淹れたてをそのまま瞬間冷却してアイスコーヒーにしてくれます。
なので香りや風味が氷で“希釈”されることがなく、豊かな風味とコクを残したままアイスコーヒーとして楽しめるのです。
更にアイスコーヒーを作るときには、粉の量を多くしたり氷が溶ける量とドリップされる量を考えるなど、色々と計算することが多いです。
そんな煩わしさからも解放してくれるハイパーチラーの登場はコーヒー愛好家にとって朗報と言えるでしょう。

ハイパーチラーの口コミと評価は?

日本でも人気が出てきていますが、世界のリーダーアメリカさんでは、もの凄い人気のようです。

アメリカのAmazon評価4.2
グローバル評価数は14,018件と凄まじい数字

日本では2016年から販売されており、クラウドファンディングの「Makuake」では、コーヒープロダクトで支援額1位、更に楽天ランキングでも1位を獲得。
メディアでも多数取り上げられました。

ざっくり口コミ

口コミは各ショップで確認してもらえれば確実ですが、分かりやすくざっくりまとめてみました。
当然、良い評価もあれば悪い評価もあるので、どちらもまとめています。

ざっくり口コミ(良)
  • ドリップしたコーヒーをそのまま冷やせるので香りが良い
  • お店のアイスコーヒーより美味しい
  • すぐ冷える
  • もう一個買った
  • アイスコーヒー苦手だけどこれは美味しい
  • ホット→アイス 夢が叶った
ざっくり口コミ(悪)
  • 箱汚い
  • 商品汚い
  • 商品大きい
  • 溶けた水溢れる
  • 冷凍庫に入らない
  • 説明書わかりづらい
  • 慣れるまで時間かかる

賛否両論ですが、やはりホットコーヒーを直でアイスコーヒーに出来るメリットは評価としてかなり大きいようですね。
ちなにみ、僕の買ったハイパーチラーは箱も商品も綺麗でした。

ハイパーチラーで仕上がった味・使用感・注意点

ここからは、コーヒーについて厳しい修行を2年以上行っている僕が、ハイパーチラーを厳正に評価していきたいと思います。

ざっくり味の評価
  • 香り風味が段違い
  • 酸味が強調される
  • 希釈しないので密度の濃いアイスコーヒーになる
  • 今まで味わった事が無いアイスコーヒーが作れちゃう

淹れたての風味、香り、コクがそのままアイスコーヒーにした味。
これは一度味わってほしい。
ワクワク感が止まらないですね。
ただし、コーヒーは冷やすと酸味(アシディティ)が強調される飲み物
使用する豆には注意したいです。
後ほど、ハイパーチラーにおすすめの豆をご紹介します。

ざっくり使用感(プラス評価)
  • 濃度調節がいらないので楽
  • 味のコントロールがしやすい
  • 確かにキンキンに冷える
  • 構造がシンプルで使いやすい
  • 水入れて冷凍するだけなので簡単
  • 食洗機OK
  • 2回は連続で使える
  • 容量(作れる容量)が370gと多め
  • 猿でも使える

濃度調節で氷の量やドリップの量を計算する必要がない。
これは想像以上に楽です。
更に氷で邪魔されないので、味のコントロールも簡単。
なんと言ってもシンプル構造なので、簡単に使えます。
上部の穴からコーヒー入れて1分待って終わり。
僕は早くキンキンになってほしいので、本体を水平に回して冷えやすくしています。
あと、食洗機OKなのは何気にプラス評価ですね。

ざっくり使用感(マイナス評価)
  • 大きい
  • コップに注ぐときに上部の穴から溶けた水が出る
  • 確かにキンキンに冷える
  • 冷凍用の水を入れる目印が見づらい
  • 容器を横にして冷凍できない

1番残念だったのが、注ぎ口の近くに小さな穴が空いており、そこから溶けた水が出てきてしまうこと。
コップに注ぐときに、一緒に出てきてしまうので、アイスコーヒーが薄くなってしまう。

...意味ないじゃん。

シンプルな解決方法があるので、後述の『ハイパーチラーの使い方』でお伝えします。

ハイパーチラーが安く買える最安値のショップは?

最安値は楽天市場です。
送料無料でショップを選んでいるので、表示価格(税込み)で購入可能。
楽天市場の中でハイパーチラーを最安値で購入できるのが、Rakuten BIGソフマップ楽天市場店

どちらも 4,370円 (税込)

僕はRakuten BIGで購入しました。

Rakuten BIG
HYPERBIUS ドリンク冷却容器 370ml hyperchiller(ハイパーチラー) ブラック HYPERCHILLER01[HYPERCHILLER01]

価格 4,370円 (税込) <送料無料>

ソフマップ楽天市場店
HYPERBIUS ドリンク冷却容器 「ハイパーチラー」(370ml) HYPERCHILLER01 ブラック HYPERCHILLER01

価格 4,370円 (税込) <送料無料>

AmazonやYahoo ショッピングにも売っていますが、価格も高く、送料が掛かるショップもありました。
上記で購入したい人のために、安い価格のショップをご紹介します。

濃度調節がいらないハイパーチラーの使い方

淹れたてをアイスコーヒーへ変換してくれるアイスコーヒーメーカーのハイパーチラーですが、構造はいたってシンプル。
内と外の氷で間接的に入れた液体を急冷します。
2層の氷に挟まれて冷やされるので、とても効率的に冷やせると言うことです。

ハイパーチラーの構成は以下

・上蓋
・ステンレスカップ(小)
・ステンレスカップ(大)
・外側容器(本体)

ハイパーチラー使い方

①内側のステンレスカップ(小)に水を入れる

小さい方のステンレスカップ(小)に目印まで冷却用の水を入れます。
スリットの入った目印はめちゃくちゃ見づらいので注意。
水は水道水でOK。

⚠️容量厳守!いっぱいだと容器が破損する恐れがあります

②水の入ったステンレスカップ(小)を上蓋に取り付ける
③外側容器(本体)に水を入れる


ステンレスカップ(大)を使い水を目印まで入れ、外側容器に移し替えます。

⚠️容量厳守!いっぱいだと容器が破損する恐れがあります

④ 空のステンレスカップ(大)を上蓋に取り付ける

ステンレスカップ(小)に被せるように(大)を取り付けます。
このステンレスカップ(大)にドリップしたコーヒーが入ります。

⑤上蓋を外側容器に取り付ける

先ほどの上蓋と外側容器(本体)に取り付けます。
回しながら取り付けますが、はまり難いのでゆっくり回してください。

⑥本体を縦にしたまま冷凍庫に12時間保存(説明書より)する

冷蔵庫の性能にもよりますが、8時間程度で凍ります。

数時間後冷凍庫から取り出し、早速アイスコーヒーを作っていきます。
ガンガンに冷えたハイパーチラーが霜をまとい急かしているように見えます。
早くキンキンに冷えたアイスコーヒーが飲みたい!
この時点でワクワクが溢れそうです。

⑦上蓋からドリップしたコーヒーを注ぐ

直接ドリッパーを乗せるとグラつくことがあるので、サーバーに落としてから注ぐと入れやすいです。

⑧1分待ってからコップに注ぐ

クルクルと水平に回すと、さらにキンキンに冷えます。

⚠️上蓋の小さな穴から氷の溶けた水が一緒に流れてしまうので、親指で抑えながら注ぎましょう。

ハイパーチラーの改良版『V2』では注ぐときの溢れが改善されています。

⑨完成

ハイパーチラーで作ったアイスコーヒーが完成しました。
鼻に突き刺さるくらい芳醇な香りが漂っています。
氷無しでキンキンに冷えたアイスコーヒーが飲めるとは思っていませんでした。
ちなみに今回はハイパーチラー用にドリップ方法を変えて作っています。
コーヒーは冷えると酸味が増すので、豆や抽出で少し工夫してあげると、バランスの取れた美味しいコーヒーになります。
次は専用レシピおすすめの豆をご紹介します。

ハイパーチラーおすすめの豆・淹れ方レシピ

ハイパーチラーはドリップしたコーヒーを氷で薄めずに急冷することができるコーヒーメーカーですが、薄めずに急冷すると『酸味が出やすい』という欠点があります。
コーヒーは冷やすと酸味(アシディティ)が強調される飲み物。
使用する豆を選ぶことは非常に重要です。
また、ドリップ方法も少し変えてあげることで、アイスコーヒーの長所を活かしたバランスの取れた味にすることも可能です。
酸味が強いコーヒーが苦手な方や、バランスの取れた味に仕上げたい方は参考にしてみてください。

ハイパーチラーにおすすめのコーヒー豆

下記の豆は酸味が少なく、香りやコク、甘味が強調された豆になります。
そして更に重要なのが焙煎
浅煎りにすると酸味が強くなりがちなので、中煎り〜深煎りにするとアイスコーヒーらしい味に仕上がります。

ハイパーチラーにおすすめの豆
  • ブラジル
  • マンデリン
  • エメラルドマウンテン

こちらの記事では、良質なスペシャリティーコーヒー豆が手に入るおすすめショップを紹介しています。
価格も相場より安いショップもあるので、質と量を求めている方はどうぞ。

コールドブリューコーヒー豆はどこで買う?間違い無いスペシャリティーコーヒーネット通販

ハイパーチラーおすすめのレシピ

基本的にはいつものドリップでも問題ないと思いますが、少し変えてあげることでバランスの取れた仕上がりにすることが可能です。

ハイパーチラーにおすすめのレシピ
  • 使用豆:ブラジル カフェヴィーニョ ロゼ サンタカタリーナ農園
  • 焙煎:中煎り
  • 量:350g
  • 粉:23g
  • お湯の温度:90°〜94°
  • 仕上がり時間:3分〜3分30秒

仕上がりの量は変えて頂いて結構ですが、粉の量は相対的に変えましょう。
具体的には、

仕上がり量÷15=粉の量

僕がいつも使っている計算方法です。
好みにもよりますが、少し濃いめに仕上がります。

お湯の量は90°〜94°と高めに設定することで、抽出時に酸味を抑えることができます。
そして仕上がり時間は少し長めにとりましょう。
早く落としすぎると、濃度が薄くなり酸味が強調されやすくなるからです。

僕のドリップ方法も入っていますが、上記を実践して頂ければハイパーチラーで最も美味しくアイスコーヒーを作ることができます。
ぜひ参考にして見てください。

⚠️ハイパーチラーの類似品に注意⚠️

Google先生の検索で、『ハイパーチラー 類似品』と検索サジェストで表示されることがありますが、それは新しい改良版のことかもしれません。
既にAmazon USでは改良版が販売されており、本家サイトでも同様に改良版の紹介ページのみでした。
もちろん、パクりの類似品もあるので十分注意して選んでください。

改良版ハイパーチラーV2  (Amazon)

日本のAmazonでは新しい『ハイパーチラー V2』タイプが購入できます。
改良点はデザインが若干良くなったことと、コップへ注ぐときの水溢れが無くなったこと。
旧版よりかなり高めですが、アップデート版を試したい方は下記からどうぞ。

まとめ

想像以上に良い商品で、購入して間違いなかったです。
淹れたてをそのままアイスコーヒーにしてしまう、この商品のアイデアはアイスコーヒー作りに革命をもたらしました。
折角ドリップしたコーヒーを氷で薄めるという”苦行“
僕にはもう耐えられそうにありませんでしたが、ハイパーチラーに出会い夏が快適に乗り越えられそうです。
まさに、『こんなのが欲しかった!』と言える商品ではないでしょうか。